サラリーマンが金融資産3000万円、配当金年間50万円を目指す

節約をして支出を抑えて、日本株・米国株・投資信託へ投資をし、資産向上を目指します。

お金は銀行に預けていても増えない


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このブログを見られた方は多少なりとも投資に興味があることかと思いますが、投資はお金を増やすためには重要です。保有資金を商品へ投資することで、配当金、分配金、キャピタルゲインを得ることができます。しかし、銀行の定期預金は元本を保証されてますが、利率は微々たるものです。ましてや普通預金だとさらに利率は低くなります。100万円預けても利息は数十円の世界です。

元本が保証されている定期預金等は確かにリスクはありませんが、低金利の昨今ではリターンがありません。お金を増やそうと思ったら、リスクを取る必要があります。銀行に預けているだけでは増えません。

 

さて、先日の新聞記事にタンス預金について記載がありました。

 

家計・企業にマネー滞留、タンス預金、昨年末100兆円突破、消費・設備投資減を映す、政府は大幅資金不足。

日銀が17日発表した資金循環統計によると2020年は家計の貯蓄の余裕を示す「資金余剰」が約10年ぶりに過去最高を更新し「タンス預金」も初めて100兆円を突破した。

中略

12月末時点の現金や株式、保険などを含む金融資産の残高を見ても、前年同月比2・9%増の1948兆円と2四半期連続で過去最高を更新した。現金は5・2%増の101・4兆円と初めて100兆円の大台を超え自宅に現金をためこむ「タンス預金」が増えている。

2021/03/18 日本経済新聞朝刊 より抜粋

 

タンス預金は文字通り銀行に預けていないお金のことを指します。100兆円ということは日本人1億人とすると一人あたり100万円タンス預金をしているということになります。実際には誰もがそんな大金を家で持っているかというとそうではありませんが、投資をせずにそのまま持っている人が多いということではないでしょうか?日本は外国と比べて守りが強く、貯金大好きな国です。アメリカは子供のときから投資について学ぶ機会があり、大人になって投資をする人はたくさんいます。しかし、日本はどうでしょう。お金について学ぶ機会はありません。大人になってもお金について話すことはタブー視される始末です。投資について自分で学ばなければ、生涯投資に縁もなく過ごすことになりかねません。

私は3年ほど前から本格的に投資をし始めました。書籍を読むうちに投資へ興味を持ち始め、今では日本だけでなく米国株も保有しています。投資について学ぶことがなかったら、ずっとお金について無頓着のままだったかもしれません。「投資は自分には関係ない。投資をして失敗するかもしれないし、リスクを取るのは怖いから定期預金をしよう。どこの銀行が利率が良いかな?」と恐らく永遠に微々たる利率を比較するだけの人生だったかもしれません(笑)言い過ぎかもしれませんが、何も知らない、何もしないことほど怖いことはありません。

今では投資に目覚めた自分を褒め称えたいです。