サラリーマンが金融資産3000万円、配当金年間50万円を目指す

節約をして支出を抑えて、日本株・米国株・投資信託へ投資をし、資産向上を目指します。

安易にビジネスに飛び込んではいけない


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世の中には様々なビジネスがあり、成功している人もいれば、失敗している人もいます。失敗している人の方が多いのではないでしょうか。ビジネスの定義はいろいろあるかと思いますが、私は何かしらの商品(モノに限らず)を顧客に販売して利益を生み出すことだと思っています。

利益を出すことは簡単なことではないはずです。そのため、安易に手を出したら失敗する可能性が高くなるでしょう。

 

私は20代の時、出会い目的でよく飲み会に参加していました。そこで連絡先を交換して後日ご飯とか食べに行くのですが、よくよく話を聞いてみると、ネットワークビジネスの勧誘が目的だけだったということが何度かありました。

ネットワークビジネスは購入者を販売員として勧誘し、販売員になるとさらに別の人を販売員として勧誘していくビジネスモデルです。参入障壁が高くないため、勧誘されて自分もやってみようと思って気軽に参加する人もいます。当時私はネットワークビジネスにあまり良いイメージを持っていなかったので丁重にお断りしましたが、気軽に参加することはある意味怖いことだと思います。

ネットワークビジネスは販売員を増やすことで自分にお金が入る仕組みです。増やすためにはいかに周りの人や知り合いを増やして勧誘するかが鍵です。しかし、突然呼び出されて怪しい勧誘をされたと思えば良い気はしないでしょう。そうなると関係がこじれて友人を失うリスクがあります。

そもそもネットワークビジネスは商品の親会社が儲かるように作られています。自分の商品を販売者に勧誘してもらい、購入者を増やして利益を膨らませます。末端の販売員はある意味良いように利用されているだけです。

儲かっているのは一部の人だけです。

殆ど利益も出ないのに周りの知り合いの信用を失うリスクを抱えてまでやる意味はどこまであるのでしょうか。自分が勧誘した人から騙されたと苦情が入り、トラブルを抱えることにもなります。

 

私は20代の時、安易にAmazon転売ビジネスを試みて赤字になって辞めた過去があります。

当時は雑誌や書籍から月収100万とか簡単に儲かることを鵜呑みにして始めてしまいました。転売ビジネスは当然ながら対人商売です。商品数が増えれば増えるほど、問い合わせも多くなり、商品の不良があれば対応に追われます。

 

ビジネスは責任とリスクが発生する

ネットワークビジネスなり転売ビジネスなり、始めることは難しくありません。もちろん、転売ビジネスはそれなりに資本が必要ですが、比較的容易な方かと思います。

しかし、始めるからには、責任が発生しますし、その後に何かしらトラブルはつきものです。それらのリスクを背負う覚悟あるかどうか考えなければなりません。

私は株式投資をしていますが、含み損を抱えても結局自分が困るだけです。他人を困らせることはないです。

今のところ、責任やトラブルを抱えることが怖くて新たにビジネスを始める勇気は私にはありません。

ビジネスをするからには目先の利益だけ考えるのではなく、どこまでリスクを背負えるか判断してから始めないといけません。