日本はお金持ち多い?
先日の新聞で気になる記事がありました。
コロナ禍でも「強者市場」活況、高年収転職や億ション(価格は語る)
中略
野村総合研究所の集計では、純金融資産保有額が1億円以上の「富裕層」は19年に132万7千世帯。5億円以上の「超富裕層」は8万7千世帯に及ぶ。
2021/03/12 日経産業新聞
1億円以上所有している世帯は130万世帯もいるんですね。5億円以上は「富裕層」と比べると数はガクッと減りますが、それでも8万世帯いるようです。
こうしてみると日本はお金持ちの国に見えます。
しかし一方で、子供の7人に1人が貧困で、母子家庭など大人1人で子どもを育てる世帯の貧困率は約50%だそうです。貧困層と富裕層との格差が広がっています。
日本の平均年収は440万円ですが、一部のお金持ちが平均を高くしているだけで、中央値は370万円ほどです。
所得は増えずにむしろ下がるにもかかわらず、税金は上がる。コロナの影響で給料やボーナスが減額されたり、自営業の方は苦しい生活を余儀なくされています。
富裕層であれば余裕のある生活ができるが、その一方でぎりぎりの生活を強いられ、子供へ十分な食事与えられない。教育を受けされることができない家庭もたくさんいる。国からの支援はもちろんあるでしょうが、限度があります。資本主義国家であればこんな格差が広がるのは避けられないのでしょうね。
幸い、私の勤め先はコロナの影響で給料やボーナスが減額とまではいきませんでした。しかし、将来どうなるかはわかりません。会社の業績が悪くなれば、職を失う可能性だってある。私が何か病気になって働けなくなるかもしれないです。
自分も富裕層になりたいと誰もが思うはずです。現に私も1億円以上を所有するのは夢でもあります。しかし、なかなか難しいですよね。私ができるのは投資を淡々とすることだけです。欲張らずに今の生活を維持しつつ、目標までひたすら挑戦し続けたいと思います。